梅雨の季節のお弁当レシピと食中毒を防ぐ作り方と保管方法のコツ

梅雨のお弁当・食中毒を防ぐコツ

高温多湿の梅雨時期のお弁当には、食中毒が起こりやすい時期でもあります。
食中毒が怖いからお弁当作りに悩んでしまう方も多いはず。

でも、幼稚園、保育園、学校など給食がない子供さんはそうもいきませんよね^^;
お母さんが作ったお弁当を楽しみにしているので、安心安全に作ってあげましょう!それには、

食中毒を起こさないコツを知ることが大切です。

そこで、梅雨時期のお弁当を作る際に、改めて再認識と対策をしましょう。

大切な家族に安心してお弁当を持たせ、笑顔で「美味しかったよ」と言う言葉をもらえるように♪

目次

食中毒の原因と細菌の種類

梅雨のお弁当レシピと食中毒対策コツ

お弁当を作る時、最も気を付けないといけない事がありますね。

そこで、注意点を幾つかご紹介したいと思います。

ポイント
食中毒の原因と細菌の種類

お弁当で食中毒になる原因となる細菌は、幾つかあります。

  • ブトウ球菌:おにぎり
  • カンピロバクター:肉類
  • 腸炎ビブリオ:魚介類
  • サルモネラ菌(O-157):肉類

上記の細菌は、よく聞かれますね。

主な症状は、吐き気や腹痛、下痢などの症状が出ます。

疑問
どの温度で最も繁殖しやすいの?

37度前後
が最も繁殖力が活発になりますが、その中でも

10度から60度まで
の温度が、細菌にとって繁殖しやすい状況です。

その繁殖力が強い細菌を抹消するには、75度で約1分間以上加熱処理をする事と、5度以下の冷却で保存する事がポイントになります。

作る時は温度管理を守れても、実際にお弁当を食べるのは時間が経過し、常温で保管してからのこと。
最高気温が30℃を超える日もあるようなこの梅雨時に困ってしまいますよね。

そこで食中毒を防ぐ工夫について調べてみました。

食中毒を防ぐポイントとコツ

ポイント
食中毒を防ぐために清潔第一

調理器具やお弁当箱など除菌をしてきれいに洗う事が大切です。

また、お弁当の蓋のパッキンですが、細菌が最も繁殖しやすい場所です。
洗う時は分解してきれいに洗いましょう。

そして、定期的お弁当箱は、煮沸消毒をして最近の繁殖を抑える事も必要です。

1
お弁当を詰める前に

お弁当箱にご飯など詰める前に、キッチンペーパーなどお酢を含ませてお弁当箱の中を拭くと殺菌作用になり効果的です。

2
おかずの汁気をなくす

お弁当箱に詰める際に気を付ける事は、細菌の発生を防ぐ事です。
細菌の発生を招くものは、おかずの汁物です。
つまり、そこを気をつけることで細菌の発生を防ぐ事が出来ます。

  • 汁気のあるおかずは、なるべく無くす様にしましょう。
    (ほうれんそうのお浸しなど)
  • 前日に作ったおかずを使う時は、必ず加熱処理をして冷ましてから入れる。
  • ハンバーグなどの肉類、魚類はしっかりと加熱する事
  • 炊き込みご飯、混ぜご飯は傷みやすい
  • 生野菜は入れない
    (特に仕切り代わりに使う事は控える)

実は私、仕切り代わりにフリルレタスなどをいれてましたΣ(゚Д゚)

とても見栄えが良くなるし、健康面も考えて野菜を多く入れたい気持ちもあったりで…

3
シリコンバランで彩りよく仕切る

お弁当のおかず同志がひっつかないように仕切りも欲しいし、彩りも欲しいですよね。

そんな時にはシリコンバランを使うと解決します。
彩りも良くお弁当も華やかに見えますよ。

販売ショップ:タベルニー お弁当箱専門店

昔ながらのバランも良いですが、こういったお弁当グッズを使うと作っていて楽しくなってきますよ♪

また、煮物などお弁当に入れる時は、片栗粉で和えたりすると汁をなくす役割
になりますので、試してみてはいかがでしょうか。

食中毒の原因にもなる汁気をなくす工夫をすることで、梅雨時のお弁当作りも怖くなくなりますね。

おにぎりをラップで包む注意点とアルミホイル

TV番組の『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~』でも話題になっていましたが、お握りを作る時、ラップで包んでいませんか?

疑問
ラップおにぎりは何故ソレダメなの?

温かいままのお米をラップで包むとご飯から汁気が出て細菌の発生を招いてしまうから。

ということで、番組ではラップではなくアルミホイルで包むことをおススメしていました。

ポイント
アルミホイルおにぎりの方法

アルミホイルをクシャクシャにしてから包むと、お握りの汗でべた付かず美味しく頂けます。

またアルミホイルに塩水を拭いてから包むと、程よい塩加減になり、細菌を防ぐコツにもなりますよ。

番組ではアルミホイル推しでしたが、私は少し違う意見も持っていて…

焦り・不安
アルミホイルはアルミニウムであり、アルミニウムはアルツハイマーの原因とも言われていたりします。

でも、耐熱温度は300度~660度だったりするので、おにぎりの熱でどうにかなるということは考えにくいのですが、塩分によって溶け出す心配を私はしてしまいます。

なので、私はおにぎりをアルミホイルでは包まずに、一度、普通に塩のついた手でしっかりと握り、そして冷ましてからラップで包んでいます。

食べる時の便利さを優先させますが、握る私の手間は惜しまない方が良いかな、と。私は、ベーキングパウダーもアルミフリー派なので、やっぱり避けたいんですよね。

以上、私の意見も織り交ぜての情報でした^^

本当は、おにぎりはお箸で食べるものと考えて、何も包まないのが一番かもしれません。

おかずにも使え防腐剤にもなる食材

最も手軽に使える食材はと言うと、

梅干し

梅干しを食べる時、酸っぱいと敬遠してしまう方が多いかと思いますが、梅干しには酸味があるので細菌の繁殖を防ぐ効果があります。
なので、梅雨時期には特に使ってほしい食材ですね。

また、他にも

  • ワサビ
  • お酢
  • 生姜煮
  • カレー粉

など、これらにも細菌の発生を防ぐ効果があるので試してみてください。
お弁当メニューのレパートリーの幅が広がりますよ。

ご飯を酢飯にしてお稲荷さんや海苔巻きすると、傷み難くなるのでおススメです。

お弁当を安全に保管する方法

昼食まで保存する際の注意点は

温度を上げないこと

です。

お昼ご飯の時間は、個人や仕事に都合によって時間がまちまちです。

ポイント
上手に保管する方法

  • 保冷剤
  • 保冷袋

これらが一般的ですが、子供のお弁当では、可愛らしいもので保冷材の代わりにすると良いです。

  • 一口ゼリーを凍らせて入れる。

ゼリーは冷たいデザートにもなるし一石二鳥ですね。

大人でしたら、

  • ペットボトルにお茶を入れて凍らせて一緒に置く。

冷たいお茶も飲めてこちらも一石二鳥ですね。

炎天下の野外にお弁当を持って行く場合でも、これらの対策をしておくことで随分違ってきます。

できるだけ日陰や屋内の涼しい場所にお弁当を保管できるように心がけましょう。

梅雨のお弁当におすすめのレシピ8選

梅雨時期のお弁当に可愛らしいお弁当はいかが。

梅雨に入り、ちょっと憂鬱に気分でもお弁当を開ければ、そんな気分の吹っ飛んでしまうような可愛らしいお弁当や、さっぱりとしたお弁当は子供も大人も喜びますよね。

いくつか紹介しますので、アレンジなどのご参考に♪

ポイント
お子様向けのお弁当(梅雨のキャラ弁)

1.カタツムリとアジサイのお弁当

梅雨と言えばカタツムリとアジサイですね。
かわいいお弁当はいかが。

Cpicon カタツムリと紫陽花のお弁当(キャラ弁) by さやねぇ


2.てるてるぼうずのお弁当

つくれぽ10件以上
簡単でかわいいお弁当。
雨が続いてもてるてるぼうずにお願いしてはいかが。

Cpicon 梅雨のキャラ弁♪てるてる坊主♪ by ラッパ隊


3.てるてるぼうずとカタツムリのお弁当

つくれぽ30件以上
梅雨でも明るい気分になるお弁当はいかが。

Cpicon キャラ弁☆梅雨弁てるてる坊主とかたつむり by ザッキーー☆


ポイント
梅雨時期に合うお弁当のおかず

1.ふっくらと柔らかな唐揚げ

つくれぽ34件以上
前日のおかずをリメイクしてみませんか?
お酢の効果で梅雨時期にはぴったりのおかずで、お弁当にも安心

Cpicon お弁当ふっくら♡やわらか唐揚げリメイク by まじゅじゅ


2.梅しそチキンロール

お弁当のおかずにも夕飯のおかずにもなる一品です。
レンジで簡単に出来ますよ。

Cpicon お弁当おかず☆梅しそチキンロール by asamimaeda


3.定番の卵焼き

梅雨時期でも美味しく出来ますよ。
しっかりと過熱してきれいに形成しパサつきがない卵焼きを作ってみませんか。

Cpicon お弁当おかず☆梅しそチキンロール by asamimaeda


4.生春巻き楓キャベツロール

旬のキャベツを使い野菜不足を解消しませんか。

Cpicon 生春巻き風キャベツロール by クエブタ

食中毒は、梅雨時期でも夏場でも季節に関係なく発生しますので、注意が必要ですね。

細菌の発生を防ぐ事が一番ですが、保存する時が一番危険です。
しっかりとお弁当を冷却してから持たせてくださいね。

食べ物が傷んでいるかは、口に入れてみないとわかりませんよね。
口に入れて『やばい』と感じてようやくわかる頃は、傷みがかなり進んでいる状態です。

基本対策を怠らない様に、傷みやすいおかずを避けて、温度管理に注意して安心なお弁当を持たせてくださいね。

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この記事を書いた人

HanaToiro.comでは暮らしの中にある【お花】の情報を書いています。
みなさんにブログから花の元気が伝わると良いな。

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