アレルギー体質の方は、毎年2月になると(敏感な方は1月頃から)憂鬱な気分になりませんか?
花粉症の方には、特にとても辛い時期です。
そして、今年は・・・
近年に比べて、花粉の飛散量が最も多いと耳にします。
さて、本当にそうなのか?気になる話題ですよね。
関東と関西など、地域によってどれ位の飛散量なのかを詳しくみていきましょう。
また、初期療法の大切さと、症状緩和してピークを乗りきるために必要なことをまとめました。
今年の花粉の飛散量は?
さて!
今年の花粉の飛散量・・・
どのくらい飛散しているのかと言うと、
去年に比べて4.4倍
の飛散量と言われています。
関東や九州の早いところでは2月初めから飛散が始まる見通し。
飛散量(全国平均)は例年の1・2倍、少なかった昨年の4・4倍になると予測し、早めの対策を呼びかけている。
出典:気象情報会社ウェザーニューズ
その事実を知るだけでもう鼻がムズムズしたり目が痒くなったりと、想像するだけでも症状が出てきそうですよね。
花粉症はいつから始まるの?
さて、今年のスギ花粉・・・
いつから始まるのか?
全国的にほぼ平年並みの気温になる予想。
と言うことは、花粉症のスタート時期も例年と変わらないと言う事。
花粉症のピークは、いつ頃?
しかし‼
花粉の飛び始める時期やピーク時期は例年と同じと言っても、飛散量は4.4倍です。
早め早めの花粉症の対策が必要です。
全国各地の飛散はいつから?
スギ花粉は全国的に例年並みと言われています。
一番早い地域では、2月の初旬から飛散しているようです。
全国各地の花粉スタート時期
- 九州/四国地方
:2月上旬から - 中国/近畿/東海/関東地方
:2月中旬から - 北陸/甲信越地方
:2月中旬から下旬頃 - 東北地方
:2月下旬~3月上旬頃
花粉の飛散時期の予測はできましたが、花粉の飛散はいつまで続くのでしょうか?
例年との違いは見られませんが、地域によっては若干の違いがあるようです。
ピーク後の飛散はいつまで続く?
全国各地の花粉飛散いつまで続く?
- 九州/四国地方
:3が下旬頃 - 中国/近畿/東海/関東地方
:4月上旬頃 - 北陸/甲信越地方
:4月上旬から中旬ごろ - 東北地方
:4月上旬から下旬頃
数ヶ月は悩まされることになりそうです…
ニュースの天気予報コーナーでも花粉の飛散状況は発表してくれますが、もっとピンポイントで自分の住んでいる地域の花粉の量を知りたいですよね。
花粉の最新情報検索サイトとアプリ
花粉が飛び始めていることを鼻水や咳などで感じたら、その都度、花粉状況について詳しく知りたいと思うはず。
特に、天気や風の強さによってもその日の飛散状況が違ってくるので、できれば情報を知ることは予防対策の意味でも大切。
そこでおすすめのアプリやサイトをピックアップ致します。
https://tenki.jp/pollen/
(アプリ有)
花粉対策アプリ
- 花粉チェッカー
- 花粉メーター
- 花粉まとめ-花粉飛散量・アレルギーのニュースまとめアプリ-
などの他、多数ありますので、ぜひスマホによってそれぞれApp StoreやGoogle Playにて検索してみてくださいね。
そこから毎日の花粉状況をチェックして、予防や対策に役立て、少しでもアレルギー症状を緩和させましょう。
【花粉症の薬】効果的な時期は?初期療法が大切です
花粉症の時期がわかっても、何時から薬を飲み始めればいいのか?
悩みの種ですよね。
花粉の飛散が早い場所では、1月からそれなりに感じている方も多いはず。
そこで、早めの処置がカギでもある飲み薬を、いつから飲むのが効果的かについてみていきましょう。
花粉症の原因と症状
花粉症が起こる原因と症状について、考えたことはありますか?
花粉症と言うからには植物の花粉であり、症状はくしゃみと鼻水が主に出やすいアレルギーと言えますね。
その根本的な原因となる花粉はスギ花粉。
季節性のアレルギー性鼻炎とも言われ、最も厄介で近年増え続けている病気とも言われています。
なぜアレルギーが発症するの?
例えばですよ。
けがをして出血した時に、自然と血が止まり傷口が塞がることはありませんか。
それは、傷口から体内に異物が侵入しないように、真っ先に防御して侵入を食い止めようと防ぐ役割が働くのです。
もし、防衛本能がなかったら、体はどうなると思いますか?
体内にばい菌やなどはいれば…
ちょっと怖い思いをしますよね。
それと同じです。
花粉も異物と見なして防御する機能が働き、くしゃみや鼻水、鼻づまりに目のかゆみと体を守ろうと防衛本能が働いて、体全体を守っているのです。
それゆえに防衛本能が過剰に反応し、花粉を敵として認識してしまい防御反応が過剰反応を起こしてしまい、アレルギー反応として起きてしまうのです。
花粉症に最も効果的な初期療法は?
花粉症の初期療法が大切と言われている理由は、症状が強く出てからでは対処が遅いからです。
出来れば、強い症状が出る前に治療を行うと良いです。
でも、実際どんな薬を飲めばわかりませんよね。
市販薬でも、なかなか自分に合う薬が見つからずに症状が悪化していたことも。
初期療法をおこなう場合
市販薬の薬を購入する場合
薬剤師さんと相談して、自分の体質や症状に合った薬を購入することが一番ですが、それでも薬が合わない場合は医療機関に行きましょう。
医療機関での場合
初めて病院や医者に行く場合、花粉症状がどんな状態なのかを医師に相談しながら診てもらいましょう。
それから、医師の診断に沿った花粉症の薬が処方してもらうことが一番です。
花粉症になったら、一番先に行くのはやはり、医療機関がおすすめですね。
もし、医療機関に行くとしたら、内科・耳鼻科です。
特に耳鼻科に行くことをすすめます。
内科でも花粉症について診てくれますが、耳鼻科の方がより専門的です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりがひどい方には、適切な花粉症の薬を処方してもらうことが初期療法として最善の策です。
発症する前の2週間が効果アリ
花粉症の薬はいつから飲み始めるの?
に服用する事が最も効果的です。
なぜ?と思いますよね。
花粉症が発症する前の2週間に医療機関で処方された薬や市販薬を飲むことで発症を遅らせたり、症状を軽減する事が可能になるからです。
花粉症の症状を少しでも感じ始めたら、また、ニュースで取り上げている状況の最中でも、初期治療が最も重要であり効果があるので早め早めの対策・対応が大切です。
花粉は一年中だけどスギ花粉は数ヶ月の辛抱
さて、スギ花粉について、もう一度振り返ってみましょう。
花粉の飛散時期は
東日本では、2月中旬から4月下旬まで
地域によっては時間差はありますが、それでも今年はスギ花粉の多い年です。
今まで花粉症を発症していない方でも、もしかしたら発症する可能性もあります。
早期の治療をすることで症状が本格的に出るのを遅らせたり軽減させることで、体の負担もだいぶ違います。
実は、
スギ花粉やヒノキ花粉、稲やブタクサなどの雑草も合わせると、日本全国で一年中なにかが飛んでいます。
大変なのはスギ花粉のこの時期ですが、これがアレルギー体質の引き金になったりしないように、ニュースや花粉飛散情報アプリなどでしっかりとチェックして対応していきたいですね。