結婚式にかかせない、花のデコレーションでもあるウエディングブーケ。
どの花を使ってアレンジするのか迷いますよね。それも結婚式の喜びと楽しみの一つです。
好きな花を組み合わせたり、テーマに沿ったカラーでコーディネートも方法は様々です。
そこで、ブーケに使う花言葉や送り方について、参考になればと思います。
結婚式の花選び【装花】
結婚式の装花選びに大切なことは「旬の花」を使う事をおススメします。
理由としては、3つポイントがあります。
・花の状態がとても良く、良い状態です。
・季節と花の色合いが良く合います。
そこで、この3つのポイントを見てみましょう。
旬の花は値段が安く節約になる
花は、安いと思いがちですが、実際は想像以上高価で驚きますよね。
出来れば節約したいと思いますよね。そして、花は野菜や魚と一緒で、旬である季節ものはお手頃な値段になるんですよ。知っていましたか。
つまり、結婚式や披露宴に使いたい花にこだわりがある場合は、季節外れの花だと若干高価になります。
花の鮮度が良好である事
花も魚や野菜と一緒で鮮度が一番です。特に季節の花は、当日の結婚式や披露宴にも花の状態が非常に元気があり張りもあります。
花に張りがあると言う事は、色合いした時に鮮やかさも華やかさが見た目からでも分かるほどです。
逆に季節外れの花の場合は、見た目の華やかさも元気の良さも季節の花に比べると落ち着いている感じに見えます。
季節と花の色合いが良い事
結婚式や披露宴には、常に色が付き物です。
真っ白も良いと思いますが、季節に合わせて色を合わせると、華やかさも出て見た目にも違いますね。
結婚式の花選び【ウェディングドレス・カラードレス】
また、結婚式に着るウエディングドレスやお披露目に着るカラードレスを選ぶ時も、季節の色が関係しているとご存知ですか。
春に結婚式をあげるならドレスはピンク色。夏ならブルー系。と言う感じで季節に合わせた感じで色を選びます。
そこで、花も結婚式の会場や装飾、クロスの色も必然的に季節に合わせた色になります。また、和風にこだわるなら、花柄がある帯を使う事で華やかさも引きだしますね。
季節から連想する色と花の種類
季節と色と思い付くのは、春は桜、夏はひまわり、秋は紅葉、冬はフリージアとその季節の花や植物を連想されますね。
そこで、連想される花を抑えつつも意識したいとポイントとして、旬の花と花言葉を覚えて見ませんか。メッセージや思いのこもったブーケにいかがでしょうか。
春の花【テーブル装花・ブライダルブーケ】
春と言えば、淡いパステルカラーを中心にして、春の陽気さと明るさの雰囲気の色合いはいかがでしょうか。
・スイートピー
・ミモザ
・ライラック
・ラナンキュラス
・ガーベラ
・トルコキキョウ
・ブルースター
・桜に桃の花
夏の花【テーブル装花・ブライダルブーケ】
夏と言えば、元気があって爽やかな青空が映えるような色の花が良いですね。
結婚式や披露宴に夏の花を添えるだけでも夏らしいアクセントになりますね。
・ひまわり
・ダリア
・ラベンダー
・百合
・ガーベラ
・トルコキキョウ
・ブルースター
秋の花【テーブル装花・ブライダルブーケ】
秋は、全体的にしっとりとした落ち着いた雰囲気の花の色合いが良いですね。
また、秋の風情が似合う花を選んでみましょう。
・マム
・コスモス(秋桜)
・りんどう(竜胆)
・ガーベラ
・ダリア
・トルコキキョウ
・ブルースター
冬の花【テーブル装花・ブライダルブーケ】
冬の花と言えば、暗い感じの花が多いかと思います。そこで、春を感じさせる花を入れて見ましょう。それに、色合いの濃いビビットの色を入れて見るだけでも、華やかさが出ますよ。
・フリージア
・クリスマスローズ
一年中使える花【テーブル装花・ブライダルブーケ】
・ガーベラ
・トルコキキョウ
・カーネーション
・モカラ
季節に関係なく一年中使える花です。知っておくだけでも損はしませんよ。逆に一年中使える花の中で、好みの花があれば入れてもらいましょう。
お値段も高めですが、自分の希望に入れたい花があれば、言ってみるのも大切ですよ。
花言葉の豆知識【由来・種類】
花言葉が出来たのは、17世紀のオスマント帝国の首都イスタンブールからの始まりです。
著者は、シャルロット・ド・ラトゥールと言う女性で、植物の性質や文化的背景に神話などを元にして、270種類の草花をリストにして、一つ一つ意味をもたらしています。
なので花は、古くから色恋と深く結びついているんですね。
そこで、結婚式に良く用いられている花には、どんな花言葉があるか知りたくなりますよね。
花言葉で思い付く花と言えば薔薇(バラ)
薔薇の花言葉は、色で変わります。
・ピンク:上品
・白:純潔
色のイメージがそのまま花言葉で分かりやすいですね。
ミニバラ(黄色)の花言葉は?
笑って別れましょうという意味ですΣ(゚Д゚)
知らずにミニバラの黄色を使われていることもあるかと思います。
花言葉にはいろいろな意味がありますが、人に教えてあげる時は、相手が幸せな気持ちになれる良い言葉を伝えてあげてくださいね。
青いバラの花言葉が変更?
なので、花言葉も「ありえない、不可能」と言う意味でしたが、今は、花言葉も変わり「奇跡、神の祝福」の意味になっています。
ありえないという否定的な意味から、奇跡とか神様の祝福という喜ばしい花言葉になって良かったですよね。
花言葉と結婚式の花選び【ブライダルブーケ】
ブーケに使うに最も最適と言われる花言葉があります。
それは、【サムシング・ブルー】と言われていますね。
ヨーロッパの古から伝えられている言葉で、「何か一つだけ青い物を身に付けると花嫁が幸せになれる」とジンクスとして言い伝えられています。
欧米ではガーダーベルトにリボンを結んでいる事が多く、ブーケにもあしらうのも良いですね。
【サムシング・ブルー】にふさわしい花
・ブルースター
ブルースターは、その名の通り【青い星】と言う小さな可憐の花です。
花弁が5枚開きで、小さな星のように見える事で花の名前がつけられました。
その花言葉も結婚式にふさわしく、「信じあう、幸福な愛」と言う。素敵な花言葉ですね。
【サムシング・ブルー】にふさわしい花
・ムスカリ
・ひな菊
ムスカリは個性的な花ですが、どんな花でも相性が良い花です。
ムスカリの花言葉は、「通じ合う心・寛大な愛・明るい未来」。
また、ひな菊の花言葉は、「無邪気・平和・希望」と結婚式には最高の花ですね。
結婚式に花を贈る(送る)マナーと基本は?
花を使うのは、結婚式だけではありません。お祝いにも花は使われています。そこで、花を贈る時に気を付けないといけない事やルールやマナーがある事はご存知でしょうか。
そこで、せっかくの贈り物を失礼に値する事無く、相手に合わせて上手に贈ってみませんか。
結婚式に贈るのにNGな花は?
お祝いと言えば、花を贈る事が多いはず。そこで、貰う相手に喜んでもらえるのもお祝いの一つですよね。だけど、花を渡すにもマナーがあります。どんな花でも良いわけではありません。
特に結婚式となれば、なおの事です。
これを機に、マナーを知って、喜ばれるお祝いの花の渡し方をして見ませんか。
結婚式に贈る花の時にも気を付けないといけない事があります。
それは、黄色の薔薇の花です。
問題はないと思いますが、でも、黄色の薔薇の花言葉に関係があるのです。
その花言葉が、
だからです。つまり、結婚式には適さない花になります。
結婚式には、白やピンク、赤や青と言った花が適していますが、黄色の花も可愛らしくていいですね。
結婚式に花を贈る「贈り方」のマナー
贈り方にもマナーがあります。
それは、お祝いに花を渡す時期に関係があります。
結婚式に招待されているか、されていないかによって変わります。
結婚式に招待されている場合は?
結婚式の当日から1週間までに花を贈ります。
また、
結婚式に招待されていない場合は?
二通りの方法があります。
・結婚式の当日に会場に届くようにお祝いの花を届ける方法。
この時に、確実に届くように贈り先に新郎新婦両家の名前を書いて送ります。
・結婚式の1週間後に花を贈る方法。
ここで注意点として、結婚式よりも前に贈らない事です。
何故なら、新郎新婦にとって招待してない方から先にお祝いをもらう形になり、逆に気を使わせてしまう事になります。
そこで、結婚式が落ち着いた1週間後を目安に贈ると良いでしょう。
新郎や新婦の今後の予定を確認するのも大切ですよ。
何故なら、結婚式を挙げられるには、たくさんの花で囲まれた中はとても良い事ですが、花を多くもらう事になります。そこで、新郎や新婦予定も考慮してあげるのも大切なことです。
新郎新婦は多くの花をもらっても、次の日は新婚旅行に出かけてしまいますので、旅行から戻って来ても、新居に飾れる観葉植物を贈るのもおススメです。
マナーを身に付け、花と共に気持ちを伝えること
花に関する事で、日本でも伝統的なマナーがあります。
それは、お見舞いに贈る花、結婚式に贈る花、また、花の本数や種類と関するマナーに贈り物を渡す日柄のマナーと昔から伝わるマナーが多くあります。
結婚式に贈る花のマナーもこの機会に身に付けてはいかがでしょう。
結婚式に使う花には花言葉が大切であり、そして、花を贈るにもマナーがあります。どんな時でも、マナーやそこに使われる花にも意味がある事で、最も気を使う事でもありますが、やはり大切なことです。マナーや意味を知っている事で、気持ちの持ちようも違いますので、覚えるには損はありませんね。
また、花と共にお祝いのメッセージを添えるのも、気持ちが伝わるのでおススメします。